8月30日(日)午後2時過ぎ。
国会周辺は、安保関連法案に反対する
群衆で埋め尽くされた。
明治公園で行われた、
反原発の集会を思い出したが、
それを遥かに超える人々が集結していた。
他国の脅威をいくら喧伝したところで、
恐ろしいのは獅子身中の蟲だと、
この前の大戦が証明済みなのだ。
「捕虜になるより、自決せよ」
偉い人の多くは、決して自決などしなかった。
戦争をやりたがる人は、
決して戦争には行かない。
ただ、自国民を責めるのだ。
集団的自衛権、安保関連法案より、
マスコミを権力で攻撃したり、
自国民を「非国民」などと言う政治家を
罰する法律を作って欲しい。
いや、そんな法律などなくても、
罷免に追い込む民衆と世論の力が
この国には必要だと思う。
我々、中高年はこんな日本になった
我々のふがいなさを恥じる。
でも、若者が多くの女性が声を上げたこと。
これが希望の光だ。
「ぼくの夢は世界中から戦争がなくなることです」
清志郎はそう語っていたらしい。
しかし私の敵は、私の外に居るだけでなく、
私の中にも居るのだ。