2015年8月31日月曜日

Imagine   清志郎の夢

8月30日(日)午後2時過ぎ。

国会周辺は、安保関連法案に反対する
群衆で埋め尽くされた。
明治公園で行われた、
反原発の集会を思い出したが、
それを遥かに超える人々が集結していた。

他国の脅威をいくら喧伝したところで、
恐ろしいのは獅子身中の蟲だと、
この前の大戦が証明済みなのだ。
「捕虜になるより、自決せよ」
偉い人の多くは、決して自決などしなかった。

戦争をやりたがる人は、
決して戦争には行かない。
ただ、自国民を責めるのだ。
集団的自衛権、安保関連法案より、
マスコミを権力で攻撃したり、
自国民を「非国民」などと言う政治家を
罰する法律を作って欲しい。
いや、そんな法律などなくても、
罷免に追い込む民衆と世論の力が
この国には必要だと思う。

我々、中高年はこんな日本になった
我々のふがいなさを恥じる。
でも、若者が多くの女性が声を上げたこと。
これが希望の光だ。

「ぼくの夢は世界中から戦争がなくなることです」
清志郎はそう語っていたらしい。
しかし私の敵は、私の外に居るだけでなく、
私の中にも居るのだ。