2015年5月2日土曜日

天才の条件

天才とは何か。
ダ・ヴィンチのライバルを自称するよしいだが、
自身の至らなさを厭でも認識している。

「もし天才というものが存在するなら、私は天才です」
ジョン・レノンはインタビューにそう答えている。

天才の条件を考えてみた。
①自分を天才だという妄想を抱いている人
②好きなことに徹底的に努力出来る人
③新しい価値観を作る人
④技術や知識が専門家から大衆まで支持を得られる人
こんな処だろうか。
ジョンは確かにこの4つに当てはまる気がする。
世紀の凡才、よしい・レノンは
せいぜい①しか当てはまらない。

作曲家のヨハン・セバスチャン・バッハ、
数学者のアンリ・ポアンカレ、
日本では粘菌学者にして民俗学者の
南方熊楠が天才と呼べるだろう。

野球選手のイチロー。
彼の求道的な努力を考えると
努力を徹底的に出来る人は、
やはり天才だなと思うのである。

米国建築家のフランク・ロイド・ライト。
50代はスキャンダルにより不遇だったが、
自らを天才と公言していた。
日本での帝国ホテルの設計、
世界遺産のカウフマン邸、
通称「落水荘」の設計によって、
彼は建築家としての名声を得る。

日本が誇る浮世絵師の葛飾北斎。
彼の富嶽三十六景シリーズは、
70代で描かれたものと聞いた。
超遅咲きの天才だったわけである。

まだまだ勝負はこれからなのだ。

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