2015年10月4日日曜日

酔うてこほろぎと寝てゐたよ  -秋を想う-

酔うてこほろぎと寝てゐたよ     山頭火

木の葉ふる空が秋になりきった   山頭火

なんぼう考えてもおんなじことの
落ち葉ふみあるく           山頭火

うつろの心に目が二つあいてゐる  放哉

秋きぬと目にはさやかに見えねども
風の音にぞ驚かれぬる      藤原敏行

白玉の歯にしみとほる秋の夜の
酒はしづかに飲むべかりけり    牧水

往くわれととどまる汝に秋ふたつ  子規

かたはらの秋草の花かたるらく
ほろびしものはなつかしきかな   牧水

誰かさんが誰かさんが誰かさんが見つけた
小さい秋小さい秋小さい秋見つけた(略)
                 サトウハチロー

ひとりで想う秋はもう深く
過ぎ去れば空しく消えた日々(略) 
            工藤忠行*ふきのとう唄

女ごころと秋の空

うらを見せおもてを見せてちるもみじ  良寛

秋になりましたね。
 

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