2013年10月20日日曜日

たむらしげる個展 Micro Monde -夢のジオラマ-

何カ月ぶりでのブログ再開です。
パソコン仕事が多かったこと、ホームページリニューアルの原稿書き、
絵本の編集に止めはパソコンの故障。
とてもブログを書ける状況ではありませんでした。(言い訳ですみません)

今後は週1回を目標に書きたいと考えています。
今後もご愛読をお願いします。

先週のこと。
週3日も美術館を梯子しました。

火曜日午後。東京芸大美術館で興福寺「仏頭展」、都美術館で「汎美協会展」
都現代美術館で「吉岡仁徳展」
吉岡仁徳は何万本ものストローを使った作品やプリズムを利用した光の作品、
塩などの結晶を作品を発表している作家。
欧米系の観客が目立って多かった。

金曜日の夜に国立博物館。「洛中洛外図展」
岩佐又兵衛の洛中洛外図が国宝で上杉本と呼ばれている
洛中洛外図よりもずっと迫力があり、驚きだった。
東洋館の「上海美術館展」も宋代から清代までの名品が見られた。
中国の一流作品には、いつも圧倒される。

そして青山Pinpoint Galleryで見た、「たむらしげる個展」
たむらさん本人からのハガキで出かけた。
紀伊国屋の斜め前の地下にあるギャラリー。今回でたぶん2度目だ。

今回のメイン作品は、ノート大の大きさで深さ10cm程度の
箱に立体構成されたジオラマボックス。
たむらさんのお馴染みのキャラクター「ロボットのランスロット」
「フープ博士」「黒猫」などが、薄い金属板に彩色され、
木に見立てた鳥の羽や様々な素材と重層的な世界を作っていた。

会場の机でゆっくりとサインしている紳士がいた。
「たむらさんだ・・・」縁があって年賀状もいただいたりしているが、
本人にお会いするのは初めてだった。
興奮と緊張が治まらない。
たむらさんの新しい絵本「ねじまきバス」を購入して、サインをお願いした。
濃緑の下地に合わせて、銀色のペンで丁寧にイラストとサイン。嬉しかった。

たむらさんの額入り版画作品も購入した。
大好きなランスロットの絵。安かったことにも感激と感謝。
たむらさんがファンを大切にされて、丁寧にサインされてたこと。
小品や絵葉書やミニブックなど購入し易いものも揃えておられたこと。
そして何よりも新しいジオラマの世界を、作者が楽しんでいると感じられたこと。
収穫の多い、鑑賞だった。

ぼくが絵本やアニメ、版画をやっているのも
たむらさんの影響大だと、改めて再認識させられた。おいらも頑張ろう。

*たむらさんのホームページは「たむらしげる スタジオ通信」です
是非ご覧になってください。You Tubeでも動画像など見られます。

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