2013年11月10日日曜日

酒場放浪記

吉田類の「酒場放浪記」
昔は実家に帰ると、父と見ていた。
引っ越して衛星放送が見られるようになり、
今は自宅で再放送をよく見ている。

昭和な感じの、一軒居酒屋がいい。
大勢の時は、チェーン店にも行くが、
元来、独り呑みが好きだ。

かれこれ20年近く前、
モツ焼き「百薬の長」を乗り換え駅で発見し、
以後ずっと通い続けている。
先日、見知らぬ青年が、知り合いからこの店を聞いて、
「北千住から来ました」と言う。
常連一同が驚いて、お酒を奢った。

東京に来て、最初に好きになった居酒屋は
豊島園の駅からちょっと歩いた処に在った。
店の名前は忘れた。たぶんもう無いだろう。
ちょっと甘い味噌味にたっぷりした豆腐の入った、
モツの煮込みが安くて美味しかった。

福生にあった名店「より道」
こわい顔のマスターと優しい顔のママさん。
鰯の刺身、レバ刺し(もう食べられなくなりましたね。残念!)
馬刺し、関サバを生れて初めて食べた店。
レモンサワーがメチャクチャ美味しいと思った。
浅利の酒蒸し、煮込みも絶品。しかも安い。
タラの白子、ホタルイカの刺身、アン肝もあった。
メニューには無いが、ママさんに頼むと
インスタントラーメン明星メン吉くんを作ってくれた。
10年程前に惜しまれつつ、閉店してしまった。

小・中学の同級生直登くんから教えてもらった、
長岡駅前の居酒屋「酒小屋」
メニューはモツの煮込みと日本酒、ビールのみ。
帰省する度に、寄っている。
大きな鉄鍋に、柔らかく煮た牛のモツ、玉葱、コンニャク、豆腐のみ。
夏は冷房はおろか、扇風機も回っていない。
団扇や扇子で扇ぎながら、熱いモツ煮を食べ、酒を飲む。
午後4時開店で、モツ煮が無くなると閉店。
「百薬の長」同様、マスターが一人で店をやっている。

田無の「だるまさん」、花小金井の「虎居」、一橋学園の「蔵」もいい。
池袋駅前の「ふくろ」、吉祥寺「いせや公園店」、
上野駅ガード下の「大統領」も何度も行った。

良い雰囲気の居酒屋で独り呑み。
ぼんやりしたり、呑み屋で知り合った人や、
見知らぬ人との会話も楽しい。

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