2013年11月3日日曜日

おいしい日本酒

日本酒が好きだ。
それもぬる燗。真夏でもぬる燗がおいしい。

新潟生まれだから、新潟の日本酒はイチオシだ。
以前はずっと村上の銘酒「〆張鶴」を飲んでいた。
「吉乃川」も美味い。それから「大洋盛」
名前は知っていたが、飲んでなかった。
山中湖へ所用で出掛けた時に、知人が持ってきた。
あまりのおいしさに驚いた。

ブームになった「八海山」や、全国人気だった「越の寒梅」
「雪中梅」もよかった。「峰の白梅」は飲んだことがない。
この三つで「三梅」と呼ばれていた。
最近では「景虎」もいい。「緑川」も美味。

青梅にある定食屋(居酒屋ではない)で
山形の銘酒「十四代」を飲んだ時は驚いた。
そこでは石川の「天狗舞」、高知の「酔鯨」、広島の「酔心」
他「浦霞」など全国の地酒を堪能した。

しかし日本酒の未来は暗い。
毎年お盆にある新潟の同級会。
30名を超える参加者でも、日本酒を飲むのは5名程度。
夏ということもあるが、新潟だよ、そこは。

ぼくなりに日本酒が何故伸び悩むのか、考えてみた。
一つははアルコール度数が高いこと。
日本酒はアルコール15度前後。
ワインが12度前後、ビールは5度前後だ。

焼酎ブームは酎ハイ、ウーロン杯など、
割って飲めることが、いまだに支持されている。
低迷を極めたウイスキーもハイボールのお蔭で復活した。
いずれもアルコール9%以下が主流で、5%以下もありだ。

ポイントは何かで割れること。
自分好みの味になり、アルコール度数も調整可能。
日本酒の復活には、水割りや炭酸割りと合うような酒の提供と、
イメージ戦略が必要なのだと思う。
そうでないと、女性やアルコール度数が低いお酒を好む人に
支持され、裾野を広げることは難しい。

ぼく自身はぬる燗が良いけれど・・・。

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