秋が好きだ。
夏の暑さが苦手だったからだろう。子どもの頃、暑い夏の楽しみと言えばプール、冷えたスイカ
そして海だった。実家に車はなく電車を乗り継いで行く海は、夏最大のイヴェントだった。
プールや海での体験が、絵本「キャットくんとふしぎなプール」の原型となった。
郷里、小千谷市片貝町ではお盆を過ぎると重陽の節句に行われる秋季大祭の準備に入り、
集会所からお囃子の曲が聞こえてくる。薄が白い穂を風に揺らし、田んぼには一面黄金色が広がる。
町の人はみな夏の終わりを嘆くより、実りの秋をお祭とともに祝うのだ。
往く我ととどまる汝に秋ふたつ 子規
新しいホームページが出来たので、知人にメールで知らせている。
敬愛している先輩に子規の「病床六尺」を読んでいる、子規はいいですねとメールしたら、
「 子規は生きていくことに自信を持った人だった。」と返事があり、得心がいった。
「なじら」とは新潟中越地方の方言で「どうですか(調子は)」の意味である。
高校時代の友人で俳優の大高洋夫が新潟日報ので「ナジラネ」というタイトルの日曜エッセーを
連載している。ナジラネはなじらと同意である。そこにボクが挿絵を描いている。
よかったら見て下さい。
それにしても、秋(あき)はいい。
遅ればせながら、開設おめでとうございます
返信削除誰も突っ込んでないようだから
言わせてもらうけど・・・
これラヴレターじゃん