2011年2月13日日曜日

贅沢は素敵だ

 小さな贅沢。
 
 百薬で1,500円以上呑むこと。
 因みにお酒が5杯で1050円。
 ガツ醤油170円、カシラ・ナンコツ140円
 厚揚げ130円でも計1,490円だ。安い!

 ブックオフでCD、DVDを衝動買いすること。
 それでも年に数回あるかどうか。
 この前は桑田佳祐の「ひとり紅白歌合戦」を買った。
 藤山一郎の「青い山脈」からスピッツの「ロビンソン」まで
 幅広いレパートリーを堪能した。

 気に入った洋服を買うこと。
 洋服は予め欲しい物の値段とイメージがある。
 でもたいていは古着屋のキングダムかユニクロ。
 実家近く長岡のVOICEは最近のお気に入りだ。

 美術展をチケットセンターの割引券でなく行くこと。
 先日、「カンディンスキーと青騎士展」でそうした。
 会場の三菱一号館は明治の洋館建築でこれがいい。
 建築家は英国人のコンドル。旧岩崎邸も彼の設計。
 カンディンスキーは抽象画になる前が、
 一番優れていると思っていたが、
 今回の風景画を観て確信に変わった。

 あとは何だろうか。
 画材を買うのは商売だから仕方ない。
 趣味の音楽関係はエレキギターと
 アコースティックギターのリペアをしたいけどまだだ。

 この前、腕時計を修理した。
 電池が切れて、皮バンドが切れて2年が経っていた。
 レクソンという仏製の安物だが、文字盤が気に入っていた。
 やはり電池が切れて金属バンドが切れていた
 スウォッチも直したい。
 そうするとセイコーと併せて3つの腕時計になる。
 
 小さな贅沢。
 こう羅列してみると我ながらセコイなと思う。

 借金をしても贅沢をした谷崎潤一郎や川端康成。
 画家では岸田劉生。批評家の州之内徹。美食家魯山人。
 ぼくが芸術家として一流になれないのは、
 借金を出来る甲斐性がないからかも知れない。 

 無駄遣いは愚かしいが、
 贅沢は素敵だ。

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