2010年11月14日日曜日

明日のジョー

 近藤正臣がかっこいい。

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」で
 土佐藩主山内容堂を演じている。
 
 あれがあの青春ドラマ「柔道一直線」で
 一条直也役の桜木健一のライバル役だった近藤正臣か。
 記憶の片隅にある近藤正臣は足でピアノを弾いたり、
 高校の校舎から校舎へ飛び移る気障なハンサム男だった。

 ところが容堂役の近藤はどうだ。
 他の役者を圧倒する存在感を示している。
 ああ、オラもかっこいいジジイになりてえ。

 大人気の朝ドラ「ゲゲゲの女房」の後、
 10月から始まった朝ドラ「てっぱん」。
 意外と面白い。

 この中でどう見ても主役に見えてしまう富司純子。
 ご高齢なのにもの凄く綺麗だ。
 ヒロインの母親役の安田成美も綺麗だけど敵わない。
 ヒロインの娘も評判がいいらしいが、名も知らない。
 とにかく富司純子がいい。

 美人の上に何とも言えない雰囲気と味わいがある。
 凛としていると言えばいいのだろうか。
 お婆ちゃん役なのが惜しい。
 
 綺麗な格好をして、ソフトバンクのCMじゃないけれど
 孫みたいな男性と恋愛もので出て欲しい。
 (ソフトバンクCMの若尾綾子も綺麗だと思う)。

 ジョン・アーヴィングの小説「未亡人の2年間」では
 少年の時に人妻と関係した主人公が、
 生き別れになってからも思い続け、
 すっかり高齢になったかつての恋人と再会し、
 再び結ばれるという大人の寓話が描かれていた。

 別に僕は年上好みじゃない。
 どちらかと言えば年下の方が好みだ。

 けれど、かつての美男美女が
 高齢になって魅力と味わいを増していることを嬉しく思う。
 
 オラもかっこよくなるべく、
 明日から努力を始めよう。 
 「明日はどっちだ・・・・」。

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