2010年12月4日土曜日

ある日常 2

 仕事を終えると真っ直ぐ駅に向かう。

 西武新宿駅まで徒歩で約10分ちょっと。
 以前は服飾店や雑貨など見て帰ることがあった。
 今はほとんどない。
 
 3年前から献血をしようと思っているが寄らない。
 TSUTAYAで映画を借りようと思うが、
 職場を出るとその気持ちが無くなっている。
 人混みの中に居ると一刻も早くと足が駅へと向かう。

 通るルートもほとんど同じ。
 出来る限り裏道を歩く。人が少ないからだ。
 たまに伊勢丹の前を通る。デスプレイが面白い。
 でも伊勢丹をすぎれば裏通りへ入り込む。
 
 駅に着くととりあえず急行に乗り込む。
 席が無い時は次のを待つが、
 なるべく早く新宿を立ち去ろうとする。
 たまに来るには面白いが、毎日通うと辟易する。

 電車で座ると、本を開く。
 読みかけの「ジーキル博士とハイド氏」だ。
 ラストのジーキル博士の遺稿が面白い。
 巻末の解説にもあったが、フランケンシュタインや
 ドラキュラ伯爵なども原作を読むと全く趣が違うとのこと。
 同じ原作者スチーヴンソンの「宝島」も読もうかと考える。

 本を読まず小さなノートに
 絵や次の個展のアイディアや文章をかくことがある。
 電車の中で思わぬインスピレーションを得ることがあるのだ。

 週に一度か二度、途中の小川駅で下車する。
 モツ焼きの店「百薬の長」に寄るためだ。
 後はほとんどアパートのある羽村駅に直行する。

 夕食を作る時は駅前の西友に寄る。
 やはり駅前の餃子の満州で食べることもある。
 先日は小松菜炒めセットを食べた。美味しかった。

 歩いて5分でアパートに着く。

0 件のコメント:

コメントを投稿