2010年3月13日土曜日

ゴールデンスランバー

 「かつてはあった、家に帰る道が。
 かつてはあったのだ、家に帰る道が。
 眠れ、幼子よ。泣いたりしないで。
 僕が子守唄を歌ってあげるから」。

 ビートルズ最後の収録アルバム「アビイロード」。
 B面の中盤を飾るポールの名曲だ。
 歌詞は英国が誇る伝承歌謡「マザーグース」から
 ポールがヒントを得たらしい。

 ジョンの曲「Cry Baby Cry」も
 マザーグースの影響が色濃い。

 以前にイラストレーター和田誠氏の装丁・挿絵の
 マザーグースを持っていた。
 巻末にあった原文英語詩を眺めると、
 日本語との趣の違いが感じられた。

 先日、職場で偶然「葉っぱのフレディ」の英文を目にした。
 10年ぶりだった。当時のベストセラー絵本である。
 その時も、英語版で読んでから、日本語版を読んだ。
 英文では泣いたが、日本語版では灌漑が薄かった。 
 再読のせいかもしれないと思ったが、
 今回英文で読んでやはり泣いた。
 親友ダニエルが、落葉してフレディに別れを告げる場面だ。

 4月18日日曜日にライブをやることになった。
 'Golden Slumber'もライブ曲の一つだ。
 バンドメンバーは、月に一度ライブスタジオ‘ネイブ’で
 ビートルズセッションをやっている仲間である。
 
 去年の2月にも同じメンバーとライブをやっている。
 レットイットビーやヘイジュードなどのヒット曲や
 A Day In The Life , Mother Nather Son など
 ちょっとマニアックな曲もやる予定である。

 明日は仕事の後、新宿のスタジオでライブの練習だ。
 花粉症と仕事疲れでヘロヘロの体だがライブは楽しみだ。
 久しぶりに熱を入れて練習をしている。
 ミッシェルのコーラスがなかなか手強い。

 ようやく暖かくなってきた。
 花粉症持ちには暫く痛し痒しの毎日だ。

 新しいフレディとダニエルが、もうすぐ誕生することだろう。 

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