1970年代には様々なフォークの名曲が登場した。
拓郎も陽水も中島みゆき、ユーミンも70年代デビューだ。
60年代のグループサウンズの嵐の後は、
70年代のフォークの時代がやってきたのだ。
忌野清志郎のRCサクセッションも、
フォークバンドとしてスタートした。
ヒット曲「僕の好きな先生」。
清志郎は「ピーター・ポール&マリーが好きだった。
フォークの方がかっこよく思えた」と答えている。
古井戸の「さなえちゃん」もこの頃のヒット曲だ。
「ゆうこのグライダー」って曲もあったな。
泉谷しげるの「春夏秋冬」も持ってたな。
そして赤い鳥の「紙ふうせん」。
初めてギターの弾き語りが出来た曲だ。
「落ちて来たら、今度はもっと
高く、高く打ち上げようよ・・・」。
簡単なコードとシンプルな歌詞。
うん、オレにも出来る。
直登だって歌を作ったんだ、オレに出来ないはずがない。
「僕は空を飛んでいる」と言う歌だった気がする。
ギターコードが増えるに従い、曲が増えて行った。
エコーを効かせるために風呂場で録音したりした。
高校生の時、同級生の裕之君にピアノを習った。
でも、楽譜は読めないし、ギターコードみたいな
ピアノコードも憶えられない。
マンツーマンで、指遣いを教わった。
その時覚えたのが'LET IT BE''HEY JUDE'だった。
あれから、うん十年。
ピアノの腕はほとんど上達していない。
和音が何となくだが、分かりかけたので、
それらを使って、ピアノ弾き語りの曲も作った。
ギター曲と併せて全部で20数曲。テープに録音した。
高一の時、同じクラスの由美ちゃんに聞いて貰った。
もちろん、彼女が好きだったからだ。
(つづく・・・・だろうか)
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