一昨日の夜。
夜の散歩が涼しいなと感じたら、
虫の音が聞こえた。
紫陽花の花が一気にしおれて、
百日紅の花が咲き、夏到来を感じさせた。
携帯のカメラで何枚の紫陽花を撮っただろうか。
何枚の薔薇、名も知らぬ花を撮っただろうか。
花を子細に眺め、写真を撮るようになると、
花の時期が楽しみになる。
春から夏の前に花々の一つのピークがあることに
今年になって初めて気づいた。
これからの時期は朝顔に向日葵だろうか。
ひまわりの花は少年時代の憧憬の中にもある。
だから「キャットくんとふしぎなプール」の世界で
たびたびひまわりを描いた。
暑さが苦手だったので、夏が嫌いだった。
それでも夏の夕暮れに見る大きな入道雲はずっと好きだった。
夏の夜の濃い木陰が創り出す、深い闇が今は好きだ。
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