パソコンの調子が悪い。
メールやインターネットには繋がるのだが、
そこからニフティなどのプロバイダーに繋がらない。
地震の後、数えるほどしか繋がっていない。
パソコンが旧式だからだろうか。
先の戦争中のこと。
「贅沢は敵だ」というポスターが貼られたと言う。
それに何処かの誰かが落書きをした。
「贅沢は素敵だ」と。
戦時中のことである。
見つかれば書いた人は逮捕だけでは済まないだろう。
しかし贅沢など思いもよらなかった庶民の叫びとも言える。
震災の後のガソリンや水の買い走りが目立った。
棚からカップ麺が消え、納豆が消えた。
今でもヨーグルトや一部食品が、品不足である。
群集心理による買い占め衝動は怖いと思う。
オイルショックの後でトイレットペーパー不足を
当時、新潟にいた僕は不思議に思った。
トイレでトイレットペーパーでなく「便所紙」を使っていた。
公共広告機構のCM.
「がんばろう」「一つになろう」はちょっと行き過ぎではないか。
愛する人や家を失った人に「がんばろう」と言えるだろうか。
目の前にいたら言えないと思う。
言えるのは傷ついたお互いに向かってではないか。
具体的な支援とは義捐金を送ること。
必要な物資を送ること、ボランティアとして働くことがある。
もう一つは、被災地の産物を買うことではないか。
放射能汚染の風評被害で、
安全な農産物、海産物も市場に出なかったり、
売れなかったりが続いていると聞く。
公共広告で発信し、被災地を元気にするのは
「がんばろう」ではなく「被災地のものを買おう」ではないか。
これにはそこで作られた加工品や工業製品も含まれる。
実家で父にウイスキーを買ってくれと言われて酒屋に行った。
すでにニッカの「竹鶴」があったので、
バーボンにしようかと思った。
まてよ、と思って見るとニッカのシングルモルトで
宮城県の醸造場で作られた「宮城狭」があった。
買って飲んでみると実に旨いウイスキーだった。
日本を元気にしたいならば、
こんな時こそ消費を拡大できればいい。
「被災地の商品を買おうぜ、日本」
SMAPや蒼井優にそう言って貰いたい。
倹約が美徳なのは分かるが、
今は「贅沢は素敵」で「日本を元気にする」と思うのだ。
*注 放射能汚染の心配についてはブログ「きっこの日記」
を読んで様々問題があることを知りました。
このブログの主旨は変わりませんが、「放射能汚染」の恐ろしさ
は十二分に考慮しないといけないと分かりましたので
「注」として追記しました。
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