2010年1月9日土曜日

雪の断面

 左肩が痛い。
 もう5日になる。無論四十肩などではない。
 昨日は左足の土踏まずが痛んだ。初めてのことだ。

 全て屋根の雪下ろしのせいだと、昨日気づいた。
 雪下ろしは普段使わない筋肉を酷使するのだろう。
  
 雪を掘り、放り投げる。
 身体の前で掘り、後ろに投げるわけだが、
 左後ろと右後ろの2方向がある。

 右利きだと、自然と左後ろに投げる形になる。
 それを30分どころか15分も続けるとなかなかである。
 地面に近い雪を掘る時は腰がつらい。
 双葉会(中学の同級会)の光枝さんは、
 これでギックリ腰になったとメールが着た。

 左方向ばかりだど、脇腹の筋肉がつるなと思った。
 右方向に放る。最初は庭の松の木の枝を避ける。
 母が大切にしている木だからだ。
 しかし疲れてくると松の木に注意しなくなる。
 数メートル雪を飛ばす作業を、延々と繰り返すのだ。
 しかも落としてはいけないポイントは数々ある。
 通行人や車が通る道路や玄関前など。

 開始から2時間と少し。
 漸く終えた。大変だったが達成感はあった。
 しかしだ。せっかく雪下ろしをしても雪はこれから本番だ。
 やってもやっても雪はまた降る。
 そうこうしているうちに、春がやってくる。
 まるで人生そのものみたいだ。

 (おわり)
 雪シリーズはとりあえず終了します。
 また思い出したことがあったら、再開するかもしれません。
 年賀状で何人かの方から、このブログを読んでいる、
 楽しみにしているとお便り戴きました。
 ありがとうございます。
 とりあえず、1年間はこのブログを続けるつもりです。
 ではまた。

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