2009年11月6日金曜日

ぼくらと遊ぼう

 チェコのアニメを見た。
 今日が最終日だった。

 ロシア(ソ連)のアニメ「チブラーシュカ」。
 同じく「霧に包まれたハリネズミ」のノルテンシュタイン。
 チェコのアニメもシュヴァンクマイエルは以前に見ていた。

 仕事帰りで初めは眠かったけど、10分程度の
 密度の濃いアニメ作品にどんどん引き込まれていった。
 共産圏の崩壊の前の作品がほとんど。
 製作に様々な規制があったに違いない。
 けれど、それを創作のバネにしているように感じられた。

 アニメだけど、ちっとも子ども向けに見えない。
 寓意的で象徴的な主題。陰影の深い画像。
 質感に拘った表現。長く暗い冬を持つ人たちの世界だ。
 けれどユーモアもある。

 昔見た「ウルトラQ」。今見ると子ども向けらしくない。
 8マンなんてタバコ吸うしな。共通しているのは
 「子どもはこんなもんだろう」と言う決めつけがないことだ。
 面白かったら、難解なものでも子どもは面白がる。
 分かるか分からないかが問題ではないのだ。
 心にざらっと引っかかるかどうかが大切だと思う。

 尊敬する友人、ケダモノ中西氏から「ブログに書くな」
 とメールが来た。せっかく「それ行け!中西くん」
 を連載するつもりだったのに。。残念!

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