チェコのアニメを見た。
今日が最終日だった。
ロシア(ソ連)のアニメ「チブラーシュカ」。
同じく「霧に包まれたハリネズミ」のノルテンシュタイン。
チェコのアニメもシュヴァンクマイエルは以前に見ていた。
仕事帰りで初めは眠かったけど、10分程度の
密度の濃いアニメ作品にどんどん引き込まれていった。
共産圏の崩壊の前の作品がほとんど。
製作に様々な規制があったに違いない。
けれど、それを創作のバネにしているように感じられた。
アニメだけど、ちっとも子ども向けに見えない。
寓意的で象徴的な主題。陰影の深い画像。
質感に拘った表現。長く暗い冬を持つ人たちの世界だ。
けれどユーモアもある。
昔見た「ウルトラQ」。今見ると子ども向けらしくない。
8マンなんてタバコ吸うしな。共通しているのは
「子どもはこんなもんだろう」と言う決めつけがないことだ。
面白かったら、難解なものでも子どもは面白がる。
分かるか分からないかが問題ではないのだ。
心にざらっと引っかかるかどうかが大切だと思う。
尊敬する友人、ケダモノ中西氏から「ブログに書くな」
とメールが来た。せっかく「それ行け!中西くん」
を連載するつもりだったのに。。残念!
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