2009年11月27日金曜日

椅子とテーブル

 作りたいもの。
 木製テーブルと椅子。

 テーブルは数年前に、一つ作った。
 四角い箱形のサイドテーブル。キャスター付きで色は白。

 椅子はテーブルを完成した直後から、作り始めた。
 でも、まだ2,3割しかできていない。
 背もたれと、座の部分が紅白の市松模様。

 8月からホームページを開設し、同時にブログを始めた。
 そうしたら、パソコン用の机が欲しくなった。
 天版はやはり紅白の市松模様。イメージ画は出来ている。

 絵画と比べると、彫刻や立体デザインは制作過程の自由度が低い。
 基礎的なデザインが決まったら、完成へ向かう道筋がはっきりしている。
 途中で迷う振幅が小さいのだ。
 「洪水のあと」シリーズでは、動物たちの木彫を初めに創り上げた。

 マチスは、非常に平面的で装飾的な絵画に至った後に、彫刻を始めた。
 現実的な量感を獲得するためだとマチスは語っているが、
 変化に富みながら、直線的な彫刻の制作過程を自分の中に取り入れる、
 そのためだったのではないかと想像する。

 心理学者のユングは、自己の成長の過程を具現化するために
 石工のギルドに入会し、自ら石を削り積み上げて、家を築いた
 家を造りながら、自己と自分の思想を明確にしていったのだ。

 机を春までに作ろうと思う。
   

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