作りたいもの。
木製テーブルと椅子。
テーブルは数年前に、一つ作った。
四角い箱形のサイドテーブル。キャスター付きで色は白。
椅子はテーブルを完成した直後から、作り始めた。
でも、まだ2,3割しかできていない。
背もたれと、座の部分が紅白の市松模様。
8月からホームページを開設し、同時にブログを始めた。
そうしたら、パソコン用の机が欲しくなった。
天版はやはり紅白の市松模様。イメージ画は出来ている。
絵画と比べると、彫刻や立体デザインは制作過程の自由度が低い。
基礎的なデザインが決まったら、完成へ向かう道筋がはっきりしている。
途中で迷う振幅が小さいのだ。
「洪水のあと」シリーズでは、動物たちの木彫を初めに創り上げた。
マチスは、非常に平面的で装飾的な絵画に至った後に、彫刻を始めた。
現実的な量感を獲得するためだとマチスは語っているが、
変化に富みながら、直線的な彫刻の制作過程を自分の中に取り入れる、
そのためだったのではないかと想像する。
心理学者のユングは、自己の成長の過程を具現化するために
石工のギルドに入会し、自ら石を削り積み上げて、家を築いた
家を造りながら、自己と自分の思想を明確にしていったのだ。
机を春までに作ろうと思う。
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