2009年11月8日日曜日

北のまほろば

 昔見た夢。
 一人で島を歩いている。
 夢の中では、北の樺太のような島。
 岬には白い灯台があった。
 そんな光景を夢の中で何度も見ている。

 11/6(金)にNHK総合で放映された「世界一番紀行」。
 高校の友人で俳優の大高洋夫が旅人として出ていた。
 新潟日報で「ナジラネ」と言うエッセイを大高が書き、
 僕が挿絵を担当して、もうすぐ2年が経つ。

 彼がシベリアの世界で一番寒い村を訪ねていた。
 以前にBSやハイビジョンで放映されたものだ。
 極寒の世界に生きる人々の生活が素朴に描かれていて面白かった。

 寒いところは好きではない。けれど北に憧れる。
 南の楽園はたしかに素晴らしいだろう。
 以前行ったハワイは素晴らしいリゾート地だった。
 ゴーギャンが住んだタヒチも素敵だ。

 けれど夢に出てくるののは北の大地だ。
 小学生の頃はムーミンシリーズ本を読んでいた。
 フィヨルドに憧れる。礼文島にも行ってみたい。
 オーロラが見られたら感動するだろうな。
 
 そういえばチェコも東欧だが北国だ。
 チェコにアニメに刺激されてアニメを描き直している。
 あっ、でもプロントくんは南の島生まれだ。
 けれど彼が旅した先は、きっと北国なのだろう。

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