友人であるケダモノ中西さんからメール。
「日記が面白い。一年続けたらアル中じゃないと
認めてやるよ」だってさ。はははは。
ビートルズ研究会で仲間のリコ先輩みたいに
「よしいさんの青は素敵ねーー」と何で素直に
絵を褒めてくれないのか・・。まあいいけど。
「レクイエム・怪獣と大ロボットシリーズ」も
前回個展の「洪水のあと」も「暗いね・・・。」と言われる。
実は「キャットくん」も「あくまくん天使」も
別に明るくない。キャラクターが可愛く?見えるだけだ。
今回のプロントくんは、明るい絵にしようと決めて描いた。
アニメの原画を写メールで知り合いに送った。
昔のバンド仲間、粟飯原さんに「哀愁がある」と返事が来た。
勿論、褒め言葉と信じている。
ちょっとしたベストセラーになった本「怖い絵」。
3巻まで出ている。まだ1巻しか読んでないが面白かった
たぶん3巻まで読むだろう。
その中にはいかにも怖い絵と、えばドガの「踊り子」の絵のように
一見怖くない絵もある。
実は怖い絵だったと言われた絵の方が、脳裏に残った。
「洪水のあと」の絵を見て、明るくなったね元気にそうに見える、
言ってくれた人もいた。考えてみれば名画と呼ばれる作品に明るいと
単純に言える絵はあるのだろうか。
僕のライバル、ダ・ヴィンチの「モナリザ」もフェルメールの
「青いターバンの少女」も宗達の「蓮池水禽図」も梁楷の山水画も
明るい絵とは言えない。ピカソの人気シリーズ「青の時代」なんか
色調も主題も暗い。
明るい・暗いと言う二元論が面白くないんだな。
僕はよく「よしいさんは明るいですね。悩みなんかないでしょう」
と言われる。面倒だから「はい」と答える。
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