2009年10月9日金曜日

BACK STREET BOYS

 Back Street Boys を聴いた。
 「笑っていいとも」でだ。

 歌は上手い。キャラクターも面白い。ポップスターとして言うことはない。
 その後で、改めて聴いた。音楽だけを。アレンジもいい。
 メロディーラインもきれい。しかしだ。あえて苦言を呈す。
 曲構成は単純だ。単純が悪いではない。ロックやポップスは単純さの中に
 面白さがある。けれど、その中にある種の過剰さ、過激さ、変化が欲しい。
 例えばパーカション。打ち込みの音みたいで変化がない。
 手触りというか、マチエール(質感)が乏しい。
 ビートルズは質感が尋常でない。それが彼らを非凡なものにしていると思う。
 まとまりが良すぎると、変化が乏しくなる。絵でも同じである。

 今日はジョンの生誕69周年だった。
 

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