2009年10月2日金曜日

ディア・プルーデンス

ビートルズが、ジョン・レノンがこの世に、
同じ時代にいてくれて本当に良かった。
しょっ中ではないが、時々そう思う。
ビートルズには借りがあるなと。

天気の良い、爽やかな日。
そんな日には頭の中をディア・プルーデンスが鳴り響く。
「良い日だよ、プルーデンス。出ておいでよ・・・。」
ジョンが唄う。

高校時代、豆腐屋の清人くんと二人組のユニットを作り、
文化祭で演奏した。
 曲はビートルズのアコーステックなホワイトアルバム曲。
「ジュリア」や「アイウィル」など。

「泣け。赤子よ、泣くんだ。母さんにため息をつかせるんだ・・」
ジョンのつもりで唄う。
郷里片貝町の裏山で町を見渡しながら、
反対側に沈む夕陽を見ながら、
ビートルズを口ずさんだ。
ビートルズにも清人君にも敵わないから、
今でも音楽は趣味だ。
それでも高校時代に、絵を描きながら迷った時は、
ジョンの言葉を呪文のように唱えた。
「本来的な才能とは、自分に出来ることを信じることだ」

東京での浪人時代は、寅さんだった。
予備校の帰り、夕陽を見ながら口ずさんだ。
「奮闘努力の甲斐もなく、今日も涙のおー、
今日も涙の陽は落ちる、陽わあーーー落ちる・・・。」

 


 

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