2009年10月5日月曜日

人間だもの

 水道橋博士はブログの先達だったと聞いた。
 毎日ブログを書いても、反響は少ない。インターネットは割に合わないと
 嘆きながら毎日書き続け、今は人気のサイトと聞く。

 高校時代の友人小酒井くんからメールが来た。このブログについてだ。
 「オメさんはしゃべりと行動はケダモノらけど、文章は紳士らいね~」と。
 褒め言葉と受け取ったけど、反省した。
 もおちっと、勢いが足りんがらなーーーーと。(越後弁)

 スピッツの歌が好きで、時々聴いている。
 マサムネの詩はケダモノを人間より賛美しているように聞こえる。
 「汚れない獣には、戻れない世界でも・・」など。
 ケモノは高貴だという考えを背景に感じる。

 同僚だった友人達を主人公に、「ケダモノだもの」というエッセイを以前書いた。
 「日本に今必要なのは、ケダモノではないか」と書いた。

 チャップリンは「殺人狂時代」でこう述べている。
 「一人を殺せば殺人だが、百万人を殺せば英雄になる。
 数が行為を神聖化するのです」

 しばし考える。人間らしさ、ケダモノらしさとは何なのだろうかと。
 ゴーギャンが南の島で追い求めたのは、野生の持つ高貴さではなかったのか。
 
 「よこしまな僕も本当の僕」よしい
 
 

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