アニメーションを作っている。
完成したら、1分くらいのミニミニアニメだ。
タイトルは「プロントくんの冒険」。恐竜のプロントくんが、大海原を旅して人間の世界にたどり着く。
アニメーションの制作は10年来の夢だった。
抽象画の制作に一区切りつけたら、プロントくんが生まれた。
続いて現れた「あくまくんと天使」シリーズの時、アニメのラフを初めて描いてみた。
大学時代の友人で、「ドラゴンボール」「ワンピース」の作画監督を務めていた山室くんに見て貰った。
アドバイスを貰ったが、実現しなかった。「キャットくんとふしぎなプール」の時は、アニメ専用紙に
下描きまでした。でも断念した。絵本を完成して自費出版するだけで、精一杯だった。
アニメーターでイラストレーターのたむらしげる氏に絵本を送ったら、アニメにしたら面白そうと
返事をいただいたのに、だ。
今度こそ完成するメドがたった。気負わずにモノクロのミニミニアニメでいいと割り切ったからだ。
まだ撮影はしていない。絵は7割方完成している。次回の個展での上映や、ホームページでの
公開も考えている。
考えてみれば、最初に感動した映像作品は「鉄腕アトム」「鉄人28号」「8マン」だった。
夢中になって見て、それらを繰り返し描いた。今でも100枚を超える保育園時代の作品がある。
今と描いている内容があまり変わってないことに気づいた。
僕のプロントくん、キャットくん、ロボットや怪獣はそれらのアニメに対する憧憬から
生まれたに違いない。
0 件のコメント:
コメントを投稿